事例6 墓の原因で五黄殺を
原因は何か。結婚迄には非常に上手く行っていたのですが、お産する病院の方位に問題がありました。名前を付けて欲しいという、久し振りのお電話で、お産した病院の方位を聞き、びっくりしたのです。月盤の五黄殺を使っておられました。月盤は、年盤ほど強くはありませんが、短期の場合月盤の事象が出ます。月盤の事象は年盤ほど強くないため、お母さんには問題ないが、赤ちゃんが方災を受けたものと思います。病院へ行く前に、私に連絡を頂いておれば勿論こんな事にはなっていませんが残念に思います。
この場合、もう一つ原因があるように思います。その時の事を思い出すと、お父さんに先祖の事はちゃんと出来てますかと聞くと、墓地は買っていますが、まだですと言われて参考に徳風会の墓相学の本をお見せしたら、貸してほしいと言われお貸しいたしました。
その後、墓地があったので見て欲しいと言われて見ると、向きも形も問題がなく良い墓地でした。その後、仏壇も墓も一緒に全て出来ましたと喜んでおられ、私の親しい京都の墓相学の師匠と一緒に見に行った処、一見ちゃんとした問題のない墓でしたが、師匠は「宮本さん"石には目がある"」と言われまして、これはすぐやり直すように言われましたが、いい墓が出来たと喜んでいるMさんには言う事が出来ませんでした。私もその時は石の目がこんな事に迄なるとは思いもしませんでした。今となっては本当に残念でなりません。
昔は石の目にそって、割っていましたが現在ではダイヤモンドカッターで斜めに切る事があるので・・・。目が解らない石屋さんが多くなっています。恐ろしい事です。吉相の墓は水が上迄上がってきますので、不思議です。先祖がまず一番大事です。
（文：宮本）
