食料品店のMさんは長女のご結婚と次女の大学受験の相談があり、佑気取に参加して戴き、次女は希望の大学に合格、長女も理想の結婚が出来ました。
数年後、長女の方から電話があり、子供が生まれたので名前を付けて欲しいとの事でした。私はすぐ名前を付けてあげました。その後又、電話があり本人は泣きながら言うのに、未熟児の為死ぬかも知れないと言われたとの事。結論から申しますと一寸障害が残りました。
製造業を一代で大きく延ばした真面目な社長ですが、工場も手狭になったので大きい工場に移らないとと聞いていたので、移転が一番大事だから相談して下さいと言っていましたが、突然移転通知の葉書が届きそれを見てすぐ移転の方角を調べました。驚いたことに、巽の方角に移転していました。この年の巽は五黄殺の方位でした。この五黄殺は、物を腐らす事象が出ます。人の身体的には概ね癌になる事が多く、会社ですとやはり組織がうまくゆかず中から腐敗してゆき、最後には倒産というケースが多くあります。
あるボランティア活動で親しくしていた私と同年代の方で、不動産会社を立ち上げた後に事務所の相談を受けましたが、既に決めておられたので仕方ないと言いましたが、間なくして東南に何時移転すれば良いかと相談があり、時期的に余裕があったので吉方位に移転する事ができました。社員も沢山入れ、事業も大きく拡大してゆきました。お互い忙しくゆっくり会う事もなかったのですが、ある時突然一枚の葉書が来ました。それは事務所の移転通知でした。
20名様で団体で計画を日本旅行にお願いそのクーポンを持って来られたFさんが、携帯電話をかける様子が一寸違うので、どうかしたのかと聞くと、親父が大変なんだ。肝臓や精神面で調子が悪くて岡大か広大へ入院させようと思っているというので、お父さんの病状からすると東へ移転したのかと聞くと、そうです尾道にいて福山へ来たのです、と言うので、それはそうなるよ。そして又ここで東と西は今年五黄殺と暗剣殺なのでどちらに行っても、又更に悪くなるよ。
来られて毎月の手形を落とすのに疲れたと。
又、元請けの方も支払いが遅れこのままだと大きな不渡りを受けると思うのでと相談がありました。
易で時期と方位を見て、弁護士に相談し次の会社の立ち上げを考え、下請けさん材料屋さんには迷惑を掛けないようよう出来るだけの支払いをし、次に会社の事務所と自宅の方位をそれぞれ指示し、社長を息子に交替し、新しく会社を立ち上げました。
自宅を建て替えたいと奥さんと一緒に来られました。実は少し前に救急車で病院の運ばれたばかりで家を建てて死ぬ人をよく聞くので、との事でした。早速調べてみますと、年度替わりの1月には木局三合が使えることが解りました。奥さんにも良かったもう大丈夫、非常に元気になりますからと申しました。